PROFILE
【発足のきっかけ】
大阪市立大学大学院医学研究科 発達小児医学・講師(当時、市立柏原病院小児科部長)瀬戸俊之医師が初代代表、南川慶子の思いに賛同して、発足に至る。発足当時は瀬戸先生に受診している発達の何らかのつまづきをもつ患児の親が中心。瀬戸先生は現在も地域やその他人脈などのつながりにご尽力いただいている。以下概要。
ことばや運動発達の遅れを伴う広汎性発達障害(自閉症)や注意欠陥多動性障害(AD/HD)に代表される発達障害は最近、社会的に関心が高まっているこどもの障害である。このような傾向、障害をもつ児は診断に至るまで時間がかかることが少なくなく、軽度の知能障害も含めて、診断に至ったとしても根源的な治療法はない。一方、診断に至り専門医療を受けようと思っても、発達障害の専門医療機関は遠方であり(予約過多による)受診制限があり、日常的に通院することなど不可能であることが現状である。発達を促すリハビリや指導を行う療育施設も限られている。現実的には少ない情報の中で、家族や学校(園)での児への日常対応が行われている。このような状況で、発達の遅れを指摘された場合、子どもの将来を案ずる親の不安は大きい。
以前より柏原地区にはそのような親間の情報交換や交流の場がないようで(一部にはあるという話もあるが不確か)、当院小児科に通院する自閉傾向をもつ子の親は、外来で「親の会のようなものを作るために市・保健センターなどに相談したが(自分だけの力では)実現に至らなかった」という経緯を吐露した。
他の医療従事者にも一部状況をきいてみると、小児科看護スタッフも以前より発達の遅れを指摘された子をもつ母の悩み・訴えをよく耳にするということ、また、近隣の小児科医も発達障害児の対応に日頃から苦慮しているということであった。
学校関係者から当科への受診の勧めや相談もみられるようになり、このような問題は小児とその親だけにとどまらず、彼らを取り囲む家族、学校、地域にも絡んでいるという側面もあると思われる。
【目的】
柏原市内及び近隣のさまざまな障害や病気をもつ子どもたちや育児に悩みをもつ親たちが、地域の子どもたちとともに楽しく明るい学校生活や幸せな人生がおくれるように、会員相互の親睦・情報交換を行える場や活動を行う。
【活動内容】
平日カラフル(会員が持ち寄りで情報交換(講演会の報告等)や勉強会(用語や制度について等)など)休日カラフル(交流会として親たちが集まって情報交換や日々の育児や教育などについて話をしたり、カラフルの活動に関することについて討議したりする)
講演会(過去4回実施 今後、子育て講座(連続4回)医学講座(医師よる))
柏原市出前講座(障害者自立支援法について 健康福祉部)
親子親睦会((冬)クリスマス会 (夏)ムーブメント教室) バザー(げんき祭り・活動資金集め)
【会員】
カラフル会員は3種類ある。
① 正会員 参加を希望する子どもたちや保護者は、病気や障害の種類や年齢に問わず、誰でも会員に加わることができる。
② 賛助会員 正会員の対象外で、会の目的に賛同・参加を希望する方
③ 通信会員 カラフルからの機関誌の購読を希望する方。カラフルの活動には有料で参加できる
※ 通信会員については 平成27年度より一次募集を休止している。
【カラフルを支えてくれる方々】
柏原市立病院 講演会会場の提供 講演会の会場設営のお手伝い
健康フェスティバルのバザー参加
フローラルセンター 交流会の会場の提供
柏原市勤労者センター(k・Iホール)
柏原市市民プラザ 講演会の会場
柏原市社会福祉協議会 ボランティアセンター 会場の提供 印刷機の利用
ボランティア 大学生(大阪教育大学、関西福祉大学、関西女子短期大学、大阪市立大学など)
柏原市社会福祉協議会 ボランティアセンター
個人的にお力を貸してくださっている 瀬戸俊之医師 伊丹昌一先生 他
【機関誌、ホームページ】
カラフル通信 不定期で発行。ホームページで閲覧可(27年度より発行休止中)
ホームページ カラフルです!
カラフルのこと、交流会、講演会の告知など掲載。
携帯電話、パソコン、両方アクセス可能。
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※ 上記文面内において、医療的用語を主に用いており、「発達の遅れ」「経度の発達障害」「障害や病気をもつ子ども」など、支援教育の研修で使わない用語が含まれております。ご了承くださいませ。
< 代 表 > 竹澤 住枝
<サイト管理者> 北橋 俊江
< 連 絡 先 >
メール colorful_info_tk☆yahoo.co.jp
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パソコンからのお問い合わせは、パソコンのアドレスに送信してください。
それに伴い、携帯のメールも廃止になりました。
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